LINEは毎日のように使うアプリだからこそ、気づかないうちに不具合や古いバージョンのまま使ってしまうことがあります。
「動作が重い」「通知が来ない」「スタンプが表示されない」――そんなときは、LINEのバージョンを確認するのが第一歩です。
最新バージョンにしておくことで、新しい機能を快適に使えるだけでなく、安全性も高まります。
この記事では、Android・iPhone・PC・タブレットそれぞれのバージョン確認方法や、アップデートの仕組み、よくあるトラブルの対処法まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
LINEをもっと安心・快適に使うために、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
まず押さえたい!LINEバージョン確認の基本

LINEバージョンとは?その意味と仕組み
LINEバージョンとは、アプリの「更新履歴」や「進化の記録」を表す数字のことです。
アプリの裏側では、開発チームが新しい機能を追加したり、見つかった不具合を修正したりと、日々改善が行われています。
そのたびにバージョン番号が1つずつ上がっていく仕組みになっており、この数字を見ることで、自分のアプリがどの段階の状態にあるのかが一目で分かります。
たとえば「LINE 14.2.1」と表示されていれば、14が大きな更新、2が小さな改良、1が細かい修正を示しています。
つまり、バージョンはアプリの“進化の履歴”そのものなのです。
自分のスマホでどのバージョンを使っているかを知ることで、最新機能が使えるのか、あるいは古い状態で不具合が起きやすいのかを判断できます。
また、バージョンによって操作画面やボタンの位置が変わることもあるため、トラブルが起きた際にサポートを受けるときにも役立ちます。
なぜバージョン確認が大切なの?(不具合・安全性・新機能)
バージョン確認をすることで、アプリの不具合を防ぎ、セキュリティを守ることができます。
古いままだとLINEが起動しなかったり、スタンプが使えなかったりすることもあります。
また、最新バージョンには新しいスタンプ機能やデザイン変更が含まれていることも多いので、快適に使うためにも確認が大切です。
古いバージョンを放置すると起きるトラブル例
トーク履歴が消えたり、通知が届かなくなったりする場合があります。
また、友だちの新しい絵文字や機能が表示されないこともあります。
古い端末を使っていると、LINEがアップデート対象外になることもあるので注意しましょう。
最新情報をチェックする方法(公式サイト・リリースノート)
最新のアップデート情報は、LINE公式サイトやApp Store、Google Playの「更新情報」から確認できます。
「リリースノート」には、新機能や改善内容が詳しく書かれているので、更新前に目を通しておくと安心です。
AndroidでのLINEバージョン確認方法

Androidでのバージョン確認手順【画像付き解説】
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LINEアプリを開きます。
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ホーム右上の「歯車マーク(設定)」をタップします。
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「LINEについて」を選択します。
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「現在のバージョン」が表示されます。
Google Playから最新バージョンにアップデートする方法
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Google Playストアを開きます。
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検索欄に「LINE」と入力します。
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「更新」ボタンが出ていれば、タップしてアップデートします。
「アップデートが表示されない」ときの再読み込み手順
Playストアの画面を下にスワイプして再読み込みしてみましょう。
これは、アプリのキャッシュをリフレッシュして最新の情報を取得するための基本的な操作です。
もしそれでも表示されない場合は、一度Playストアアプリを完全に終了してから再起動してみてください。
また、バックグラウンドでの通信制限がかかっていると、更新情報の取得が遅れることがあります。
Wi-Fiが安定している場所で再度アクセスしてみるのも効果的です。
さらに、スマホの時刻設定が自動更新ではない場合、サーバーとの同期ズレが起きてアップデートが反映されないこともあるので、「自動時刻設定」がオンになっているか確認しておきましょう。
アップデートできない場合の主な原因と対処法
・Wi-Fiや通信環境が不安定(速度テストなどで通信状況をチェック)
・端末のOSが古い(LINEが対応していないバージョンの可能性)
・Google Playのキャッシュが破損している(設定→アプリ→Playストア→「キャッシュを削除」で改善)
これらを一つずつ確認したうえで、端末を再起動することで多くの場合改善されます。
それでも直らないときは、Google Play開発者サービスの更新や、LINE公式サポートへの問い合わせも検討してみましょう。
iPhoneでのLINEバージョン確認方法

App StoreでのLINEバージョン確認ステップ
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App Storeを開きます。
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右上のプロフィールアイコンをタップ。
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スクロールして「利用可能なアップデート」をチェック。
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LINEがあればバージョン情報を確認できます。
アップデートの有無を確認するコツ
App Storeの「検索」から「LINE」を開くと、画面に「開く」または「アップデート」と表示されます。
「アップデート」と表示されていれば新しいバージョンがあります。
もし「開く」とだけ表示されている場合は、すでに最新バージョンを使っているということです。
アプリの詳細ページを下にスクロールすると「バージョン履歴」が表示され、過去の更新内容を確認することもできます。
また、「アップデート」が表示されるまで数時間のタイムラグがある場合もあるため、焦らず時間を置いて再度確認してみましょう。
「アップデートボタンが出ない」ときの原因と対策
キャッシュや通信環境の影響で表示されないことがあります。
App Storeのアカウントページを下にスワイプして再読み込みしてみましょう。
それでも改善されない場合は、App Storeアプリ自体のキャッシュクリア(アプリの再起動)や、通信環境の変更(Wi-Fi⇔モバイルデータ切り替え)を試してみると効果的です。
また、Apple IDのログイン状態が不安定な場合も反映が遅れることがあります。
一度ログアウトして再ログインすることで更新ボタンが表示されるケースもあります。
iOSバージョンが古い場合の対応方法
iPhone本体のOSが古いと、最新LINEに対応できないことがあります。
「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から、iOSを最新に更新しましょう。
iOSの更新後は、再度App Storeを開いてアップデートを確認します。
もし最新のiOSが提供されていない古い端末を使用している場合は、LINEの利用が制限されることもあるため注意が必要です。
バックアップを取ってから端末の買い替えを検討するのも一つの方法です。
PC版LINEのバージョン確認ガイド

Windows版LINEのバージョン確認手順
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LINEを開き、右上の「…」をクリックします。
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「設定」→「バージョン情報」で確認できます。
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また、「ヘルプ」メニューからもバージョン番号をチェックすることが可能です。
このとき、最新バージョンとの比較をしたい場合は、LINE公式サイトの「更新履歴」ページを開くと便利です。
バージョンが古い場合は、再インストールまたは手動アップデートを行うことで最新の機能を取り込むことができます。
Mac版LINEの確認方法と自動更新設定
MacではApp Storeの「アップデート」タブから確認可能です。
メニューバーの「App Store」→「アップデート」からもチェックでき、「アップデート」ボタンを押せばすぐに最新版がインストールされます。
さらに、「システム環境設定」→「App Store」または「ソフトウェアアップデート」の中で「自動的にアプリをアップデート」にチェックを入れておくと、常に最新状態が保たれます。
自動更新をオンにすることで、手動で更新を確認する手間が省け、セキュリティ上も安心です。
スマホ版との違い|使える機能・更新頻度の差
PC版はトーク機能が中心で、タイムライン・通話履歴・LINE VOOMなど一部の機能が省かれています。
また、通知設定やファイル共有機能はPCならではの使いやすさがあります。
更新頻度はスマホ版より少なめですが、安定性と作業効率の高さが重視されています。
デスクワーク中にメッセージを確認したい方や、ビジネス用途で利用する方には特に便利な仕様です。
タブレット・ブラウザ版LINEの確認方法

iPad・Androidタブレットでの確認手順
スマホ版とほぼ同じ手順で確認できますが、タブレットでは画面構成が少し異なるため、メニュー位置に注意しましょう。
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LINEアプリを開き、左上の「ホーム」または「設定」アイコンをタップします。
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「LINEについて」または「アプリ情報」を選択します。
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画面下部に「バージョン○○.○○.○○」と表示されていれば、現在のバージョンが確認できます。
もし項目が見つからない場合は、タブレットを横向き表示に切り替えるとメニューが表示されやすくなることもあります。
また、タブレット専用アプリを利用している場合は、スマホ版より更新が遅れることがありますので、Google PlayやApp Storeの更新履歴も併せてチェックしておくと安心です。
「設定」→「LINEについて」からバージョン情報をチェックしましょう。
ブラウザ版LINE(Chromeなど)のバージョン確認方法
ブラウザ版ではバージョン情報の表示はありませんが、常に最新のブラウザを使用することで安全に利用できます。
Chrome・Edge・Safariなどの最新バージョンを使うと、セキュリティ面でも安定して動作します。
特にChromeの場合、「設定」→「Chromeについて」を開くだけで自動的に最新版へ更新されます。
もし動作が重い・ログインできないときは、キャッシュの削除や拡張機能のオフも試してみてください。
複数端末で使うときの注意点とログイン制限
LINEでは1つのアカウントを複数端末で使う際、セキュリティを守るためにログイン制限があります。
同時ログインをすると、スマホやPCに「ログイン通知」が届く仕組みになっています。
知らない通知が届いた場合は、すぐにパスワードを変更しましょう。
また、LINEでは「2段階認証」を設定しておくと、不正アクセスの防止にもつながります。
パスワードや2段階認証の設定を必ず確認しておきましょう。
LINEアップデートの仕組みと注意点

自動アップデートのON/OFF設定(Android・iPhone)
設定アプリから「自動アップデート」をONにしておくと、常に最新の状態を保つことができます。
この設定を有効にしておけば、アプリを開かなくても自動的に最新版がインストールされるため、手間いらずで便利です。
ただし、データ通信量を気にする場合は「Wi-Fi接続時のみ更新」を選ぶのがおすすめです。
特に、モバイルデータ通信を多く使うと通信制限にかかることもあるため、家庭やカフェなどの安定したWi-Fi環境での自動更新設定が安心です。
Androidの場合は「Playストア」→「プロフィールアイコン」→「設定」→「ネットワーク設定」から、Wi-Fi経由のみの更新を選べます。
iPhoneの場合は「設定」→「App Store」→「モバイルデータ通信」をオフにすることで、Wi-Fi接続時にのみアップデートが行われるように設定可能です。
データ通信量を抑えたい人向けのアップデート管理術
Wi-Fi環境下でのみアップデートするよう設定すれば、通信量を節約できます。
また、外出中は「自動更新」をオフにして、帰宅後にまとめて更新する方法もおすすめです。
アプリストアの「設定メニュー」では、ダウンロード時の通知をオンにしておくと、更新があるたびに知らせてくれるので便利です。
さらに、不要なアプリを定期的に削除しておくことで、ストレージの空き容量を確保し、アップデートエラーを防ぐことにもつながります。
アップデートでデータは消える?バックアップの必要性
通常のアップデートでトーク履歴が消えることはありませんが、まれに不具合が発生する場合があります。
そのため、アップデート前には「設定」→「トーク」→「トークのバックアップ」でデータを保存しておくと安心です。
Googleドライブ(Android)やiCloud(iPhone)に自動保存できる設定を有効にしておくと、突然の不具合にも対応できます。
また、端末変更や再インストールの際にもバックアップデータを復元できるので、日常的にバックアップを取る習慣をつけておくとよいでしょう。
LINEアップデートに必要な環境と条件

対応OS・容量など、最低限の環境を確認しよう
LINEはOSのバージョンによって対応範囲が異なります。
古い端末では動作が不安定になるため、最新OSへの更新をおすすめします。
OSのアップデートを行うことで、アプリの処理速度や安定性が向上し、バッテリー消費の最適化にもつながります。
また、LINEは常に新しいセキュリティ基準に合わせて改良されているため、古いOSでは最新の安全対策が利用できない場合もあります。
アプリだけでなく、スマホのシステム自体を最新に保つことが、安心してLINEを使うための第一歩です。
さらに、端末の空き容量も重要なポイントです。容量が不足しているとアップデートが正常に完了しない場合があります。不要なアプリや写真を整理し、最低でも1〜2GB程度の余裕を持たせておくと安心です。
古いスマホではアップデートできないケースも
製造から5年以上経過した端末はサポート対象外の場合があります。
特にAndroid端末ではメーカーや機種によって更新サイクルが異なり、OSの更新が提供されなくなることもあります。
買い替えを検討する際は、LINE公式サイトで「対応OSバージョン」を確認し、長期的にサポートが続く機種を選びましょう。
また、古い端末を使い続けたい場合は、LINE Liteなどの軽量版を利用するのも一つの方法です。
機能追加やUI変更など、バージョンアップによる変化
新しいバージョンではデザインや操作性が大きく変わることもあります。
たとえば、ボタン配置の見直しやメニュー構造の変更など、最初は少し戸惑うかもしれません。
しかし、多くの場合は使い勝手を向上させるための改善であり、慣れるとより快適に利用できるようになります。
また、トークの検索機能やバックアップ方法が進化することもあり、便利さがどんどん増しています。
アップデート情報をこまめに確認し、変更点を理解しておくことで、よりスムーズに使いこなせるようになります。
LINEアップデート時によくあるトラブルと解決法

「更新できません」と表示される場合のチェック項目
「更新できません」と表示されたときは、まず通信環境・容量・OSバージョンの3点を順に確認しましょう。
通信が不安定な場合はWi-Fiを切り替えたり、モバイルデータ通信をオン・オフして再接続を試してみます。
容量不足なら不要なアプリや写真を整理し、OSが古いときは最新バージョンへのアップデートを行いましょう。
これらを確認しても改善しない場合は、一度端末を再起動し、再度PlayストアやApp Storeから更新を試すのが効果的です。
場合によっては、一時的にLINEのサーバー側でメンテナンスが行われていることもあるため、時間を置いて再試行するのもおすすめです。
ストレージ容量不足で更新できないときの対策
不要な写真・動画・音楽ファイルなどを削除し、ストレージの空きを確保します。
さらに、アプリのキャッシュを削除することで容量が回復する場合もあります。
Androidなら「設定」→「ストレージ」→「キャッシュデータを削除」、iPhoneなら「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で不要なデータを確認できます。
また、クラウドストレージ(Google DriveやiCloudなど)を活用して、データをバックアップしてから整理するのもおすすめです。
容量を確保した後に端末を再起動してからアップデートを行うと、スムーズに完了することが多いです。
再インストールしても直らない場合の最終手段
再インストールをしても改善しない場合は、端末自体のソフトウェアが不安定になっている可能性があります。
OSアップデートを行い、それでも解決しない場合は端末の初期化を検討しましょう。
初期化を行う際は必ずLINEのトーク履歴や連絡先をバックアップしておくことが重要です。
また、最終的にはLINE公式サポートへの問い合わせを行うことで、個別の状況に応じたアドバイスや対応を受けることができます。
最新バージョンを維持するための習慣
自動更新設定を活用しよう
設定で「自動アップデート」をONにしておくと、手動操作なしで常に最新状態が保てます。
この設定をしておくことで、アプリの更新を忘れて古いまま使い続ける心配がなくなり、セキュリティ面でも安心です。
また、自動更新は時間帯を選んで行われることが多く、夜間などスマホを使っていない時間に自動的に処理されます。
Wi-Fi環境下でのみ自動更新が行われるように設定しておけば、通信量の節約にもつながります。
さらに、アプリが常に最新状態で保たれることで、LINEの動作がよりスムーズになり、新機能の追加や不具合修正もすぐに反映されます。
LINE公式ブログ・SNSで最新情報を確認する方法
LINE公式ブログやX(旧Twitter)では、新機能や不具合修正の情報が随時発信されています。
最新バージョンの配信タイミングやアップデート内容、期間限定のキャンペーンなども紹介されることがあります。
特に、公式ブログには「アップデートのお知らせ」カテゴリーがあり、画像付きで分かりやすく解説されています。
気になる方はフォローやブックマークをしておくと、最新情報を見逃さずチェックできます。
ベータ版・テスト版情報をチェックするコツ
LINE Labsなどで新機能を先行体験できることもあります。
この機能を利用すると、正式リリース前の新しいスタンプ機能やUIデザインの変更を一足早く試すことができ、LINEの進化をいち早く感じられます。
たとえば、過去にはトークルームのデザイン変更やメッセージ編集機能などがLINE Labsで先行公開されており、ユーザーのフィードバックをもとに本リリースへと改良されていきました。
ベータ版を利用することで、操作感や新機能の利便性を実際に確認できるため、LINEをより深く使いこなしたい方におすすめです。
興味がある方は「設定」→「LINE Labs」を確認してみましょう。
なお、ベータ版はテスト中の機能であるため、予期せぬ不具合が発生する場合もあります。利用前にはトーク履歴のバックアップを取っておくと安心です。
LINEバージョン確認ができない場合の最終チェックリスト
アプリのキャッシュ・設定をリセットしてみよう
動作が重い・情報が表示されないときは、キャッシュクリアで改善することがあります。
キャッシュとは、一時的に保存されているアプリのデータのことです。
溜まりすぎるとアプリの動きが遅くなったり、正しい情報が表示されなくなることがあります。
Androidでは「設定」→「アプリ」→「LINE」→「ストレージ」→「キャッシュを削除」で簡単にクリアできます。
iPhoneの場合は一度LINEアプリを再起動することで一部のキャッシュがリセットされるほか、「不要なデータの削除」を行うと改善することもあります。
設定をリセットしてもトーク履歴やアカウント情報は消えませんが、念のためバックアップを取っておくとより安心です。
ストアの不具合・通信エラーを確認
PlayストアやApp Store側の一時的な不具合の可能性もあります。
その場合、数時間後や翌日に再度アクセスすると解決していることがあります。
また、ストアアプリ自体のキャッシュ削除や、通信環境の変更(Wi-Fi⇔モバイルデータ切り替え)を行うのも効果的です。
ストアのサーバーが混雑している時間帯を避けるのもポイントです。
端末再起動・OSアップデートで解決することも
端末を再起動するだけで改善するケースも多いです。
再起動することで、一時的に溜まったデータがリセットされ、アプリの動作がスムーズになることがあります。
また、OSを最新にしておくことでLINEもスムーズに動作します。
OSアップデートにはセキュリティ修正も含まれているため、アプリ全体の安定性にもつながります。
まとめ|安全&快適にLINEを使うためのポイント
LINEを快適に使うためには、定期的なバージョン確認とアップデートが欠かせません。
最新機能を楽しむだけでなく、セキュリティ面でも安心して利用できます。
これからも安全で快適なLINEライフを楽しみましょう。